【書評】『レバレッジリーディング』で学ぶ、成果を100倍に増やす読書術

 「本を読む暇がない」のではなく、「本を読まないから暇がない」という一節が印象的な1冊。

 今回は本田直之さんの著書、『レバレッジリーディング』について、ご紹介します。

  • 読書のコツを知りたい
  • 本を読むモチベーションを高めたい
  • 読んだ本を活かす方法を知りたい

 という方に、おすすめの1冊です!

 読書は、「知識の不労所得」を得る為に必要なこと。

 日々、仕事に追われて時間がないのは、もしかしたら、本を読んでいないことが原因かもしれません。 

 この『レバレッジリーディング』を読むことで、成果を出すための「投資としての読書法」について、学ぶことができます

<目次>

①著者(本田直之さん)について

 最初に、著者の本田直之さんについて、簡単にご紹介します。

 本田さんは、レバレッジコンサルティング株式会社の代表取締役です。『レバレッジリーディング』を含む、「レバレッジ◯◯シリーズ」を執筆されています。また、著者のプロデュースも手掛けており、伝え方が9割(佐々木圭一著)などをプロデュースされています。他にも、ノマドライフやサウナ、宿泊体験イベントなど、幅広い分野にて活動をされています。

 「レバレッジ」は、「てこの原理」のようなものです。てこの原理を使うと、小さな力で大きな物を動かすことができます。

 経済活動における「レバレッジ」は、「他人の資本を用いて自己資本に対する利益率を高めること」を指します(参照:Wikipedia)。自分の力が小さくても、レバレッジを使えば、大きな結果を得ることができます。

 読書を通じて他の人の経験や知識を獲得し、それをレバレッジとして活かすことで、本田さんは多くの分野で活躍されているのでしょう。

②『レバレッジリーディング』とは何か

 『レバレッジリーディング』では、読書を投資に例えています。投資である以上、成果を出すことが求められます

 投資で成果をあげる際に、重要になるのが「レバレッジ」です。「レバレッジ」とは、「経済活動において、他人の資本を用いて自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率」を指します(参照:Wikipedia)。レバレッジを活用すれば、他の人の資本を利用し、大きな利益を生む(高い利益率を出す)ことができるのです。

 この考えを読書に当てはめたのが、『レバレッジリーディング』です。「自分の資本(知識/能力/経験)が少なくても、読書を通じて他の人の資本(知識/能力/経験)を利用し、大きな成果をあげる」。これを可能にする読書法が、『レバレッジリーディング』です。

③『レバレッジリーディング』で大事にする「3つ」のポイント

 『レバレッジリーディング』では、「多読」を推奨しています。

 多読が奨励される理由は、集合知が獲得できるからです。本を読めば読むほど、多くの知識が自分の中に蓄積されていきます。多くの人の知識や意見が頭の中で合わさることで、多角的な視点を持つことができるのです。

 多読を活かす為に、次の3つのポイントを意識することが大事になります。

  • 「どの本を読むべきか」という、本の選び方
  • 「どう読むべきか」という、本の読み方
  • 「読んだあとどうするか」という、アウトプットへのつなげ方

 この3つのポイントを押さえることで、他の人の知識を、効率よく自分の中に蓄えることができます。

④『レバレッジリーディング』を実践した感想

 私は2020年の4月に『レバレッジリーディング』を読み、以降の1年間で106冊の本を読みました。その経験を通じて自分自身に起こった良い変化を、2つご紹介いたします。

 一つ目の変化は、「ただ読むのではなく、読み方を意識しながら、本を読むようになったこと」です。『レバレッジリーディング』を読む前は、「どの本を読むか」や「読んだ本の内容をどう活かすか」について意識したことはあっても、「読み方」を意識したことはありませんでした。しかし、『レバレッジリーディング』を読んで、次のような変化が起こりました。

  • 「何のために読むか」と、目的を明確にしてから読み始めるようになった
  • 目的に関係ない部分を読み飛ばし、関係する部分を熟読するようになった
  • 「◯時間以内に読む」と、時間を決めてから読み始めるようになった

 二つ目の変化は、「世の中をパターンとして、捉えられるようになったこと」です。これは「多読」の効果です。読書数が50冊を超えた頃から、異なる分野の本でも、共通のパターンを見つけられるようになりました。

 会社で嫌なことがあった時、「本で読んだパターンだ」と気づけるようになりました。以前は、出来事に対して感情的に反応していましたが、多読を通じて、落ち着いた対応が取れるようになったのです。

 以上が、『レバレッジリーディング』の内容を実践して起こった、自分の変化です。「読書を通じて成長すること」(自分資本を大きくすること)が実感できました

まとめ

 まとめです。

  • レバレッジリーディングとは、「読書を通じて他の人の資本(知識/能力/経験)を利用し、大きな成果をあげる」こと
  • 集合知を獲得する為に、多読をする
  • ①本の選び方、②本の読み方、③読んだ後のアウトプット の3点が大事

 本を読むことで、専門家の知識や経験などを吸収できます。自分で一から調べていたら時間がかかることを、本を読むことでショートカットできるのです。このように、読書は自分に対する「投資」になります。投資した時間から、効率よく「成果」が生まれるように、「レバレッジ」をかけた読書をしたいですね!